価格交渉の絶好のチャンスは、買付証明書を入れるタイミング!

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物件購入の意思を伝える「買付証明書(購入申込書)」はスピード、タイミングが大事という話をしました。

不動産購入は物件との縁だとも言いましたが、「この家を買おう!でも、もう少し安くならないかな…」物件を決めたら、きっと誰もが一度は思うでしょう。

実は買付証明書を入れるときに、賢く買うコツがあります。

買付証明書を入れるタイミングは絶好の価格交渉のチャンス


買付証明書を入れるタイミングは絶好の価格交渉のチャンスなのです。

中古物件は売主が価格を決めています。そして、そのほとんどが業者が売主に出す「査定価格」より高い金額にしています。相場として、査定金額の10~20%アップの金額でしょう。

これは多少の価格交渉が入ることを想定して販売計画を立てているからです。

例えば…
査定金額が1700万円だとすると、当初の売り出し価格は1870万円にするという感じです。

そこで、「1870万円が1800万円に下がったら購入します」という価格を指値し、買付証明書を出すことができます。

※中古物件の場合、かなりの確率で価格交渉が成功します※

注意することも...


ただし注意することも。
人気物件と長期で残っている物件、売主の事情によっていも状況は変わります。値下げしたばかりでこれ以上は無理…という場合もあります。

価格交渉する場合は
市場に出ている日数を確認しましょう。日数が経っていれば価格が下がる可能性はあがります。(日数の確認は不動産担当者に聞いてみてください)

不動産の値引きは50万円、100万円、場合によっては200万円以上も下がる場合もあります。価格が大きいので、少しでも安くなるに越したことありませんよね。

ここで担当営業者の力量が発揮されます。「価格交渉に応じる物件か?」または「価格交渉には応じない人気物件か?」売主や売主側の業者の心を読み取れるかが勝負になるのです。担当営業と相談しながら少しでも安く購入できるよう頑張ってみましょう。


次回は契約書・重要説明書で確認しておくポイントについて話していきます