こんにちは！ MIMAの畑本です。
今回ご紹介するのは
「買ってはいけない中古戸マンションを見分けるコツ」！
5回に渡って紹介した戸建とは注意すべきポイントが異なりますので、マンションの購入を検討している方は要チェックです。
買ってはいけない中古マンション物件を見分けるコツ【1】
旧耐震基準で建っているマンション
マンションの場合は
建築確認から完成まで1年から2年近くかかる場合がので、概ね1983年以前の物件は、建築確認日が旧耐震基準の日付になっていないかを確認する必要があります。
耐震基準とは...？
住宅や建物が地震の揺れで倒壊しないようにするため、建築の方法に一定の基準を定めた法律が「耐震基準」です。
家づくりに関してルールがあることで、建物の安全性が保たれ、私たちの命や財産を守ることにつながります。
耐震基準で耳にすることが多いのが「旧耐震(基準)」と「新耐震(基準)」
1978年のみ宮城県沖地震がきっかけとなり大きな見直しがされ、1981年に現在の耐震設計の基準が定められました。
旧耐震と新耐震の境目になるのが建築確認日。
［旧耐震基準］
建築確認日が
1981年(昭和56年) 5月31日までのもの
［新耐震基準］
建築確認日が
1981年(昭和56年) 6月1日以降のもの
旧耐震物件は理解してからの購入判断がおすすめ
それぞれ水準が異なり、もし大地震が起きた場合の倒壊リスクなどが違います。そのため地震大国である日本では比較的、新耐震基準で建築された物件の方が信頼性が高いといえます。
マンションの場合、耐震補強工事は困難ですので、専有部分（内装など）はリフォームで新築のようにできますが、大地震が来た時の安全性や共有部分の配管などが問題になる場合もあります。
旧耐震物件が絶対にダメということがありませんし、立地もよく、価格的にも買いやすい物件も多いので、メリットもありますが、理解してからの購入の判断をしましょう。
>>買ってはいけない中古マンション物件を見分けるコツ【2】へ続く
