こんにちは！ MIMAの畑本です。
中古住宅の耐震性能を、築年数で見分ける方法をご紹介する本シリーズ。
今回は1981〜2000年の「新耐震基準」について解説します。
※「旧耐震基準」については【前編】でご紹介しております。気になる方は、まずそちらからお読みくださいませ。
■1981〜2000年の建物は「新耐震基準」
1981年6月1日に設けられたのが、新耐震基準です。
新耐震基準では建物の強度が増し、適合保険や瑕疵保険でも「耐震性あり」と判断されます。
しかし、現在の基準に比べると足りない部分もあるので、耐震診断は受けておきましょう。
チェックすべきポイントは、上下階の壁のバランスや、ホールダウン金物（引き抜け帽子金物）の有無などです。
リフォームをする際、一緒に耐震補強もしておくと現在の基準に近づき、より安心です。
【豆知識】適合証明とは？
長期固定金利住宅ローン「フラット35」を利用する場合、その住宅が機構(住宅金融支援機構と民間金融機関)の定める技術基準に適合していることを証明するもの。
■次回は「耐震基準強化」と、その他チェックポイント
新耐震基準に関するお話、いかがでしたが？
次回は「耐震基準強化」と、その他諸々のチェックポイントについてお伝えします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
