こんにちは！ MIMAの畑本です。
皆さまは住宅購入にあたって、理想のライフスタイルを崩さず、無理のない返済に抑えることができる「自分に合った予算」を、正確に把握しておられるでしょうか？
今回は「中古住宅購入+リノベーション」を成功させるためには絶対に押さえておきたいポイント、「借りられる額=適正の返済額とは限らない」というお話をご紹介したいと思います。
■予算は必ず「リフォーム代+その他諸々」込みで考えましょう
例えば、毎月の返済を8万円に抑えたいとします。
よくある失敗は、8万円をまるまる物件金額に充ててしまうことです。
時には不動産会社に、「お客さまのご年収なら、もっと借りられます。もっと良い物件が買えますよ」と、予算オーバーの物件を勧められることもあります。
しかしそこには、リフォーム代金や諸費用、引っ越し代、カーテンやエアコンといった新生活にかかる費用、不動産取得税などが全く含まれていません。
不動産会社に言われるがまま、予算をまるまる物件代に充ててしまったら、どうなるでしょうか？
後になってリフォームの予算が足りなくなり、リフォームを前提に買った中古住宅を汚いまま使わねばならなくなったり、予想外の出費に家計が逼迫され、苦しい思いをすることになってしまいます。
■不動産会社はできるだけ高額で、新しい物件を勧めたい、なぜ？
前述のように、不動産会社はできるだけ高額で、新しい物件を勧めてきます。
その理由は、不動産会社の利益が手数料と成功報酬だからです。
後編では、不動産会社の利益の仕組みについてご紹介します。
不動産会社が、なぜできるだけ新しく高額な物件を勧めたいと思うのか、その仕組みがわかりますよ。どうぞお見逃しなく！
