「借りられる額=適正な返済額」とは限らない!自分に合った予算を知ろう【後編】

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こんにちは! MIMAの畑本です。

前回の記事では、
「不動産会社は、予算をまるまる物件購入価格に充てるよう勧めてくることが多い」
というお話をご紹介しました。

本来、「中古住宅購入+リノベーション」を成功させるためには、予算はリノベーション代やその他もろもろの費用を含めて考えなければならないにも関わらず…、です。

その理由は、不動産会社の利益が手数料・成功報酬だからです。

■手間は同じ、でも手数料は倍

物件購入価格と手数料を、実際に比較してみましょう。

【中古物件 A】
1,300万円。築30年、リフォーム前の現状渡し。仲介手数料45万円。

【中古物件 B】
3,000万円。築5年、瑕疵保険付きで現状渡し。仲介手数料96万円。

仕事量はほぼ同じで、手数料が倍違います。また、新しい物件の方がクレームが起きにくいという面もあります。

だから、不動産会社はできるだけ高くて新しい物件を勧めたいと考えるわけです。

もちろん、新しい物件が悪いというわけではありません。自分の予算に合っていればOKです。

気を付けなければいけないのは、自分の本当の予算を知ることなく、不動産会社が勧める予算に乗せられてしまうということ。

「借りられる額」と「適正な返済額」は違う、という重要なポイントを、ぜひ押さえておいてくださいませ。

この情報が皆さまの「中古住宅購入+リノベーション」の成功の一助となれば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。