中古住宅を購入しようと考えている人が物件を内覧しても、その時間は大体が30分~1時間程度です。
そして内覧で住宅を見るポイントも、内装や水回りの設備が綺麗かどうか? 収納は十分にあるか? 間取りは自分たちのライフスタイルにマッチしているか? といった、いわば住宅の「表」の部分がメインになるでしょう。
床下や外壁、防水の状態、屋根裏などを自分でチェックする人はほぼいません。
ですが、パッと見て「問題なさそう」と思って購入した中古住宅でも、実際に住んでみたら「雨漏りする」「シロアリが発生していた」なんてことになると、大変ですよね。
そうしたことを防ぐためにも、インスペクションは中古住宅を購入するにあたって、絶対に外せないステップのひとつなのです。
でも、実はこのインスペクションの重要性が認識され始めたのは、つい最近のこと。
こんな重要なことが、今までほぼスルーされていたのは一体なぜなのか…。
次回は、そのあたりのお話を詳しくご紹介しますね。どうぞお楽しみに!