買ってはいけない中古戸建物件を見分けるコツ【5】

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こんにちは! MIMAの畑本です。

「買ってはいけない中古戸建住宅の見分け方シリーズ」も、今回でとうとう最終回!

このシリーズでご紹介してきたのは、すべて「買ってはいけない」というより、「知らずに買ってはいけない」という中古戸建住宅について解説してきました。

今回ご紹介するのも、まさに「知らずに買ってしまったがために、残念な結果になってしまった」という事例が数多く存在するパターンです。

ハウスメーカーのプレハブ住宅や、2×4(ツーバイフォー)工法の住宅

ハウスメーカーのプレハブ住宅や、2×4(ツーバイフォー)工法の住宅は、コストパフォーマンスに優れ、地震にも強い優れた工法です

ただし柱や梁が無く、壁が構造耐力になっているため、木造の在来工法なら難なく出来るような「壁や柱の位置を変える」ということができません

新築でこうした家を建てる場合は、その家族に合わせて間取りを設計するので、問題はありません。ですが中古を買ってリフォームする場合は注意が必要です。

実際、こうした中古住宅を買ってしまった後になって、
「対面キッチンに憧れていたのに、できないの?!」
「広いリビングにしようと思っていたのに、まさか間取りを変えられないなんて!」
という事例が数多くあります。

前述のように、メリットも多い工法です。

問題なのは「知らずに購入してしまっている」という点。

購入前に、行いたいリフォームやリノベーションができるかどうかさえ、きちんと調べていれば何の問題もありません。

事前にきちんと工法を確認し、納得できる家づくりができる物件を選んでくださいね。この情報が皆様の中古住宅購入の一助となれば幸いです。