家の買い方を間違えた!? 人生を不幸にしてしまう「負債になる家」【後編】

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こんにちは! MIMAの畑本です。

前回は、新築住宅購入から3年で勤務先から転勤を命じられ、住宅を売却することになったAさんのケースご紹介しました。

まだ3年しか住んでいない綺麗なお家であるにも関わらず、家を売却しても約700万円の赤字が出ることを知ってショックを受けるAさん。

(新築住宅は住んだ瞬間に2〜3割も価格が下がるため、売ってもローン残債を消せないことが多いのです……。)

「それなら人に貸せばいいのでは?」

そう考えたAさん待ち受けていたのは、またまた厳しい現実でした。

■売れない、そして貸しても赤字

家を売っても赤字になることが分かったAさんは、賃貸で人に貸すことにしました。

しかし残念ながら、人に貸しても赤字は解消されませんでした。

家を賃貸に出した場合の収支は、以下の通りです。

賃貸に出すための内装費用…約30万円(リフォーム代はローンで借りる)
管理費等は家主持ち…約25,000円/月
固定資産税…約10,000円/月
ローン返済…約93,000円/月(ボーナス返済なし)

この支出に対し、借主がうまく見つかれば約100,000円/月の家賃収入があります。

それでも結局、毎月28,000円、年間336,000円の赤字です。

もしもうまく借主が見つからなければ、月間128,000円もの赤字です。

■重要なのは「負債になる」家の買い方を避けること

暗い話ばかりで恐縮ですが、Aさんのようなケースは実は決して珍しくはありません。

重要なのは、こうした「負債になる家」を買ってしまわないこと。そのための正しい知識を身に付けることです。

今後も弊社では、家の買い方・土地の選び方・資金計画の立て方などについて、随時発信していきますので、ぜひお役立てください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。