こんにちは! MIMAの畑本です。
今は、「超低金利時代」と呼ばれる時代です。
あまりに低金利の期間が長く続いているので、それが当たり前になってきていると感じる方もいるかもしれません。
しかし、この「金利」というものが住宅ローンに与える影響の大きさには、凄まじいものがあります。
今回は、そのことについて詳しくご紹介したいと思います。
■今と30年前でこんなに違う総返済額
弊社社長の美馬が不動産営業を始めた平成3年頃は、住宅金融公庫(今で言う「独立行政法人住宅金融支援機構」)が5.5%、変動金利は8%近いのが当たり前、という時代でした。
それが平成5年頃になると公庫の金利が4%台になり、
「こんな低金利の時に買わないとチャンスを逃しますよ」
と言って、営業していたそうです。
ところが現在は更に金利が下がり、変動金利が2%台。さらに金利優遇を受けて1%を切る金利(0.675%や0.9%など)で、実際に借りることができます。
■シミュレーション計算してみると返済額のあまりの差に驚く
仮に2,500万円の35年ローン(ボーナス払いなし)を、現在の金利(1%)で借り入れた場合と、平成初期の金利(4.9%)で借り入れた場合で、総返済額にどれぐらいの違いがあるかを見てみましょう。
現在の金利の場合、2500万円の借り入れで総返済額は約2,964万円です。
一方、平成初期の金利では2,500万円の借り入れで返済総額は約5,232万円になります。
その差額は何と2,268万円!
恐ろしい差だと思いませんか? 約30年前は、全ての人がこんなローンを組んで家を買っていたのです。
たとえ1%でも金利が上がると、長期の住宅ローンでは大きな差。今、この超低金利時代に家を買える私たちは、実はすごくラッキーだったんですね。