買ってはいけない中古戸建物件を見分けるコツ【3】

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こんにちは! MIMAの畑本です。

「買ってはいけない中古戸建物件を見分けるコツ」第3弾!

今回は「道路付きの悪い物件」に関するお話です。

面する「道路」によって土地の価値は大きく変わる

同じエリアでも土地に面する道路によって、その土地の価値は大きく変わります。

購入しても大丈夫な土地の目安は、簡単に言うと、以下の2点です。

・幅員4m以上の公道
・私道でも、位置指定道路に2m以上接していること

道路幅が4mない場合や、私道の場合は要注意です。

【豆知識】位置指定道路とは?
・通り抜け用として、不特定多数の人の通行に用いられている公共用の道路
・袋小路のような特定の使用者の通行に用いられている道路

位置指定道路は私有地になるので、所有者が管理を行わなければなりません。

道路の所有者が敷地の持ち主なのか、それとも複数の共同名義なのか、土地の分譲を行った業者なのかしっかり確認して、どのようなリスクがあるのかを把握しておきましょう。

私道を持つのは結構大変

土地が広いのに異常に安い物件は、私道の面積が多く含まれている場合も多々あります。

道路を通行する人にとっては、私道か公道かの区別はつきません。
そのため通行めぐるトラブルが発生するケースもありますし、前述の通り、税金や改修費がかかるケースもあります。

道路を所有することは、意外と労力やお金がかかります。
あらかじめしっかり確認しておきましょう。

狭い道路、広い道路、それぞれのメリットとデメリット

面している道路が狭い土地の場合、ご近所とのトラブルが起こりやすい傾向があります。
また、他人の土地を通らないと自分の敷地に行けないような物件もNGだと思ったほうが良いでしょう。

かといって、広い道路に面していればそれで良い、というわけでもありません。
交通量が多すぎる道路の場合は、騒音や事故のリスクなどもあります。

ライフスタイルとのバランスを見ながら、ご自身の条件に合っているかどうかを考えてみてくださいね。

>>買ってはいけない中古戸建物件を見分けるコツ【4】に続く