生涯支払う家賃の総額、計算したことありますか?(前編)

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こんにちは! MIMAの畑本です。

住宅について考える時、持ち家と賃貸、どちらがお得なんだろう? というのは、誰もが一度は考えることですよね。

そこで今回は「賃貸住宅に一生住んだ場合と、持ち家の場合、生涯支払う住宅コストはどちらがお得なのか?」というお話を前・後編でご紹介したいと思います。

前編ではまず「生涯、賃貸で家賃を支払った場合」のシミュレーションをお届けしますね。

■シビアな現実、家賃はいくら支払っても手元に残る資産にはならない

もし死ぬまで賃貸住宅に住み続けたら、生涯支払う家賃の総額はいくらになるのか。みなさまはこれを計算してみたこと、ありますか?

たとえば、25歳で結婚して家賃8万円の2LDKに入居。30歳で子どもが2人になり、32歳で家賃10万円の3LDKに転居。この場合で、

年間96万円×7年=672万円
年間120万円×53年=6,360万円

合計なんと7,032万円!

もちろん、住む場所やライフスタイルによっては、これより高くなることも安くなることもあると思います。しかし、いずれにしても数千万円支払ったにもかかわらず、家賃の場合、手元に残る資産は「ゼロ」。

かなりもったいないと思いませんか?

でも、この事実に若い間から気付いている人は、実はそう多くありません。

定年が近づいてきて初めて「収入が年金だけになっても、家賃を払い続けることができるだろうか?」と不安を覚え、住宅購入を考え始める方もいらっしゃいます。

では、実際に家を買った場合の生涯コストはどうでしょうか? 賃貸と比べて、高いのか、安いのか。

そんなわけで、次回は、家を購入した場合のシミュレーションをご紹介しますね!

どうぞお楽しみに^^