とにかく派手だった以前の部屋。壁紙を貼り替え設備も新しくするならフルリノベ―ションして新築気分で住もう!からスタートしました。「ナチュラルモダン」を軸に白と深めのブラウンを中心に配色。
緩やかな坂の上に位置するマンションの上階おまけに南向きと最高の立地。差し込む自然光とちょうど良く合わさり心地よいリビングになるように明るすぎず暗すぎない真ん中よりワントーンほど暗いブラウンのフローリングをチョイス。
南向き2つの大きな窓からの光を遮らない解放感のあるリビングがいい、でも部屋数も欲しい。リノベーションの魅力であり迷うポイントでもある部屋数(間取り)。そこで壁ではなく半透明の引違戸で空間を仕切り、リビングにもひとつの部屋にもなるよう工夫。床から天井まで高さを取ることで視覚的にも広くみせ半透明な扉がほどよく光を通す。引違なので左右どちらにでも扉を寄せられるので場面に応じた空間づくりができます。
マンションあるあるの収納問題は元和室の押入れをハンガーパイプ付きのクローゼットに、反対に洋室はハンガーパイプを取りコンパクトな棚(枕棚)のみ残し扉も撤去。みせる収納で扉の開閉を気にしなくていい部屋に。少し物足りない部分はもともと廊下にあった収納スペースを広げました。全体的にシンプルな部屋の中でこの廊下収納に扉を開けると英国新聞風な壁紙を貼りちょっぴり遊び心を。
リビングと廊下を隔てる扉には上半分がガラスの深い緑色をチョイス。同じく深い色味の床と相性が良く玄関扉をあけると目に飛び込んでくる扉だからこそ強めの色を使い家のポイントに。