「リビングに集まりたい」を大切にされておられたのでそこを中心にデザイン。
人が集まる快適さはもちろんですが「生活しやすさ」にも重きを置きました。生活していくと服や荷物が増えていきます。そもそもマンションは戸建に比べて収納スペースは物足りないこともしばしば。家具を置こうにも梁や柱の位置が絶妙に邪魔。特に梁が目立つ中古マンションでは珍しくないことです。そこで最初から収納スペースを造作!収納棚を梁に馴染むよう壁をつくり狭さを感じさせないよう半畳ほどの凹凸を設けました。
カウンタ―キッチン横には1帖ほどのクローゼット。高さがあるのでコートもらくらく、来客があった際も会話が途切れることなく荷物を仕舞えます。クローゼットの横はテレビスペースでもあり趣味のものを置ける棚をふたつ。床から少し離しダウンライトを埋め込んでいるので日が暮れると日中とは違ったシックさがでやわらかな光に癒される空間になります。